『1週間巻き 振子掛け時計』
ゼンマイが切れました。
ゼンマイ交換には機械を分解しますのでオーバーホールとなりました。
根強い人気の時計です。
この時計の特徴は、何んといっても渦ボンから時を告げる「ボ~ン、ボ~ン・・・」の音色に時を越えた哀愁を感じるのでしょう・・・
近年、SEIKO社でも修理のご要望に応えていますが、ちなみに5万円に往復の送料や消費税などで6万円近い料金です。
私は、¥25,000+税でお受けしました。
『LUMI NOX』
メタルバンドが切れました。
駒の長さを調整するために駒に穴が開いている部分ですと簡単なんですが、穴無しの駒ですからチョット手間が掛かりました。
殆どのお店でお断りされているようですが、こんなご要望にもお応えできるよう極力努力しています。
¥6,000+税で、とっても喜ばれました。
このように黒塗りのバンドは剥げることも想定していましたが、色剥げもほとんど無くとっても喜んで頂けました。
『パネライ風コピー』2点
1点目
歯車が落下しています(矢印)
裏蓋の開閉にも専用の道具が必要です。開けて診ますといくつものネジが緩み気味でした。
長短の針もズレています。
長針は10分を指していますが、短針はまだ5時丁度です。
2点目のパレライ
やはり長短の針のズレです。しかし、この原因は別でした。
針そのものが2重構造で、そこの緩みでした。
こちらの機械は、本物のように機械に化粧のカバーが掛かっている造りで、また一手間要しました。
機械の作りは精度も高くとってもランクの高いコピー品です。
料金は、いずれも¥10,000+税で大変喜ばれました。
『シャネル風コピー』2点
1点目はクオーツ
電池交換と裏蓋のパッキン劣化、それにケースの内外洗浄です。
2点目はバンドの中留壊れです。
直した結果、最初よりも丈夫になりました。
2点合計で¥8,000+税でお受けしました。
『ブシュロン コンスタンチン風ブランド テイスト ウォッチ』
自動巻きですが、手でも巻いて使っていたとのことでした。
通常自動巻きを手で巻くときは、ゆっくり優しく巻くよう心掛けたいものです。
手巻きをしますと、必要以上に一部の部品に負荷が掛かり劣化がすすみます。
こちらの時計も部品の摩滅によりリューズの回転にガリガリ音がしました。
それは、ゼンマイの力で戻され歯車の歯を欠く結果となったからです。
当然、オーバーホールと部品交換で¥33,000+税です。
『グッチ』
リューズが回りませんでした。歯車の欠けです。
欠けた歯車の破片で機械も止まりオーバーホールとなりました。
¥17,000+税でお受けしました。
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